![]() 無線ネットワークにおけるブラインド・ノード問題を解消するための方法および装置
专利摘要:
ブラインド・ノード問題を解消するための技術が本明細書において説明されている。第1の態様は物理(PHY)レイヤ上においてのみ動作し、第2の態様は、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ上で動作する。制御パケットおよびその他のパケットを検知するためにリソースを予約できるように、両方の態様が自身宛てではないデータ・パケットの処理を停止するノードを有する必要がある。この技術を実現するための装置も開示されている。 公开号:JP2011507398A 申请号:JP2010537997 申请日:2008-02-01 公开日:2011-03-03 发明作者:アブラハム、サントシュ;ナンダ、サンジブ;ナンダゴパラン、サイシャンカー;ワン、シャオフェイ 申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated; IPC主号:H04W74-04
专利说明:
[0001] 開示される本態様は一般に無線ネットワーク・プロトコル、更に詳しくは無線ネットワークにおけるブラインド・ノード問題を解消するための方法および装置に関する。] 背景技術 [0002] 米国電気電子学会(IEEE)802.11無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)規格が、近年かなりの人気を得ている。この規格群は、異なるトラフィックおよびユーザ・シナリオを扱うことを目的とした多様なシステム・デザインを用いて、広範囲の無線ネットワークをカバーしている。住宅用および商用の無線ネットワーク、メッシュ・ネットワーク、アド・ホック・ネットワーク、無線センサー・ネットワークなどといった、その他多数の無線ネットワーク・デザインが、IEEE802.11規格に基づいている。] [0003] IEEE802.11に基づく無線ネットワークにおいて、送信要求(RTS;request to send)/送信準備完了(CTS;clear to send)のような制御メッセージが、無線媒体へのアクセスを予約するためにネットワークの多様なノードによって使用されている。RTS/CTSメカニズムは、媒体を介して通信することを望むネットワークのノード間の干渉および衝突を最小化あるいは除去するために使用される。しかし、1つあるいは複数のノードがRTS/CTS交換を検知できない際に、RTS/CTS交換を使用する媒体予約が失敗に終わるという1つのシナリオが発生する。なぜなら、ノードが誤ったRTS/CTS交換を受信しようとしているからである。このシナリオは、ヒドゥン(hidden)・ノード問題およびエクスポーズド(exposed)・ノード問題のような広く認められた用語にあわせて、「ブラインド・ノード問題」と称される。この問題は、RTS/CTS制御パケットが媒体を予約するために使われている全ての通信システムにおいて生じうる。ブラインド・ノード問題は、局所的およびネットワーク全体の両方で、無線ネットワークのスループットおよび遅延パフォーマンス両方の低下の原因となる。] [0004] よって、RTS/CTS無線媒体予約メカニズムに存在する無線ネットワークにおいて発生するブラインド・ノード問題を解消するための解決法に対する必要性が当該技術分野において存在する。] [0005] 本明細書において開示される態様は、制御パケットおよびノードを宛先とされたその他のパケットを検知するためにリソースを予約することができるように、ノードを宛先とされていないデータ・パケットの処理を、このノード停止がすることによって、ブラインド・ノード問題に対処している。] [0006] 態様において、少なくとも1つのヘッダ、および非ヘッダ情報を備えるパケットを受信することと、その非ヘッダ情報が処理されるべきかを判定するために少なくとも1つのヘッダを復号することとして、無線通信方法が実現される。] [0007] 別の態様において、少なくとも1つのヘッダ、および非ヘッダ情報を備えるパケットを受信し、非ヘッダ情報が処理されるべきかを判定するために少なくとも1つのヘッダを復号するための、少なくとも1つのコンピュータによって実行可能なコードを含む機械読取可能媒体を有することとして、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品が実現される。] [0008] さらに別の態様において、少なくとも1つのヘッダ、および非ヘッダ情報を備えるパケットを受信する手段と、非ヘッダ情報が処理されるべきかを判定するために少なくとも1つのヘッダを復号する手段を有することとして、無線通信装置が実現される。] [0009] さらに別の態様において、少なくとも1つのヘッダ、および非ヘッダ情報を含むパケットを受信するように構成された受信機と、非ヘッダ情報が処理されるべきかを判定するために少なくとも1つのヘッダを復号するように構成された復号器とを有することとして、無線通信装置が実現される。] [0010] さらに別の態様において、アンテナと、少なくとも1つのヘッダ、および非ヘッダ情報を備えるパケットをアンテナによって受信するのに適した受信機と、受信機に結合され、非ヘッダ情報が処理されるべきかを判定するために少なくとも1つのヘッダを復号するように構成された復号器とを有することとして、アクセス・ポイントが実現される。] [0011] さらに別の態様において、少なくとも1つのヘッダ、および非ヘッダ情報を備えるパケットを受信するように適合された受信機を有することとして、アクセス端末が実現される。アクセス端末は、又、受信機に結合された復号器を含む。この復号器は、非ヘッダ情報が処理されるべきかを判定するために少なくとも1つのヘッダを復号するように構成されている。このアクセス端末は更に、非ヘッダ情報に基づいて表示を提供するように適合されたユーザ・インタフェースを含む。] 図面の簡単な説明 [0012] 図1は、ブラインド・ノード問題を説明するために使用されるネットワーク図である。 図2は、ブラインド・ノード問題を説明するために使用されるタイミング図である。 図3は、ブラインド・ノード問題に対処するための第1の態様のフロー図である。 図4は、ブラインド・ノード問題に対処するための第2の態様のフロー図である。 図5は、図3および図4の態様を説明するために使用されるタイミング図である。 図6は、図3および図4の態様を実現するように構成されたノードの構成要素のブロック図である。 図7、図3および図4の態様を実行するように構成されたノードの構成要素の第2のブロック図である。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7 実施例 [0013] 本開示の様々な態様が下記で説明されている。本明細書における教示は、多種多様な形態において実施されうるということと、本明細書で開示される任意の特定の構造、機能、あるいはその両方が単に代表例であるということが明らかであるべきである。本明細書における教示に基づいて、本明細書において開示される態様が、その他任意の態様とは独立して実現されうるということと、これらの態様の2つあるいは複数が様々な様式で組み合わせられうるということを、当業者は正しく理解するべきである。例えば、本明細書で述べられる多くの態様を使用して、装置が実現されるか、又は、方法が実行されうる。加えて、その他の構造、機能、あるいは、本明細書において述べられる態様の1つ又は複数に加えて、もしくはそれらを除いた、構造および機能を使用して、そのような装置が実現されうるか、あるいはそのような方法が実行されうる。更に、態様は請求項の少なくとも1つの要素を備えうる。] [0014] 「典型的」という単語は本明細書において、「例、実例、例示として役立つこと」を意味するために使用される。「典型的」として本明細書において説明される実施形態は、必ずしもその他の態様より好ましいあるいは有利なものとして解釈されるものではない。更に、説明はIEEE802.11規格を必要とするネットワークを利用している。その他のプロトコルを活用するネットワークは、本明細書において開示される様々な技術およびシステムから利益を得うる。] [0015] ここでは、図1において示されているように、単純な5ノード・ネットワーク100を使用して、「ブラインド・ノード」問題と本明細書において称される通信問題が説明されている。ステーションSTA1 104およびアクセス・ポイントAP1 102がお互いの範囲内にあり、「範囲内」にあるというのはこの2つのトランシーバ(例えば、ステーションSTA1 104およびアクセス・ポイントAP1 102)が、お互いに通信できるということを意味する。同様に、図1において説明されるように、ステーションSTA3 108およびアクセス・ポイントAP2 110は、お互いの範囲内にある。加えて、ステーションSTA2 106は、AP1 102およびステーションSTA3 108の両方の範囲内にある。しかし、ステーションSTA1 104およびSTA2 106はアクセス・ポイントAP1 102と関連付けられており、またSTA3 108はアクセス・ポイントAP2 110に関連付けられている。さらに、アクセス・ポイントAP1 102およびSTA3 108はお互いの範囲内にはなく、またステーションSTA1 104およびステーションSTA2 106はお互いの範囲内にない。] 図1 [0016] IEEE802.11プロトコルに従うノードの動作中に、ステーションSTA2 106によって、ステーションSTA1 104およびアクセス・ポイントAP1 102の間の通信が著しく妨げられる場合に、ブラインド・ノード問題が生じる。STA3 108からアクセス・ポイントAP2 110へ送り出されるデータ・パケットによってステーションSTA2 106がブラインドされている図1に再び関連して、ブラインド・ノード問題が説明されている。ステーションSTA2 106は、このデータ・パケットに注目し受信している一方でアクセス・ポイントAP1 102によって送り出されるCTSメッセージを見落としている。ステーションSTA2 106が情報をアクセス・ポイントAP1 102に送信しようとしている場合、ステーションSTA2 106は、アクセス・ポイント1 102へのステーションSTA1 104によるデータ・パケットの送信を認識していない。そのため、ステーションSTA2 106は、アクセス・ポイントAP1 102へ、RTSメッセージを送り出す。これは、アクセス・ポイントAP1 102がSTA1 104から受信しているデータ・パケットと干渉し、そのデータ・パケットを破壊する恐れがある。] 図1 [0017] ステーションSTA3 108がアクセス・ポイントAP2 110へ長いフレームを送信する処理に従事している図2において示されるようなタイミング図200に加えて、詳細な説明が以下に述べられる。ステーションSTA3 108は、データ・パケット214を送信し始める前に、RTSメッセージ212を送信し、CTSメッセージ202をAP2 110から受信するだろう。ステーションSTA2 106はSTA3 108の範囲内にあるので、プロトコルの動作から命令されたように、ステーション3 108からのプリアンブルを検知し、ステーション3 108からのパケットのビットを蓄積し続けるだろう。データ・パケット214が復号され、その中に含まれる宛先アドレスがステーションSTA2 106と一致しなかった場合、データ・パケット214はステーションSTA2 106によって破棄されるだろう。しかし、その間、ステーションSTA2 106は、RTSメッセージ212に基づいて、NAV252を設定しうる。ステーションSTA1 104がアクセス・ポイントAP1 102へRTSメッセージ222を送る場合、アクセス・ポイントAP1 102は、ステーションSTA3 108とアクセス・ポイントAP2 110との間の通信によって影響されないので、CTSメッセージ232で応答する。その後、ステーションSTA1 104はアクセス・ポイントAP1 102へデータ・パケット224を送り始めうる。STA2 106はステーションSTA3 108からのデータ・パケット214に注目しているので、アクセス・ポイントAP1 102からのCTSメッセージ232はSTA2 106によって検知されない。ACKメッセージ216によって示されるように、ステーションSTA3 108とアクセス・ポイントAP2 110の間でのデータ転送が完了すると、ステーションSTA2 106は、アイドル状態になり周りの媒体を感知するだろう。なぜなら、ステーションSTA2 106はステーションSTA1 104の送信範囲内にあるのではなく、ステーションSTA1 104とアクセス・ポイントAP1 102の間でのRTS/CTSメッセージの交換を検知しないためである。ステーションSTA2 106は、その後アクセス・ポイントAP1 102へRTSメッセージ242(あるいはデータ)を送りはじめうる。それが進行中のステーションSTA1 104とアクセス・ポイントAP1 102の間でのデータ・パケット224の送信と衝突する。] 図2 [0018] アグリゲーションが使用される場合、ステーションSTA1 104とアクセス・ポイントAP1 102との間のデータ・フレームが大きく、ステーションSTA2 106からのいくつかの送信がフレーム持続期間内に試みられうるということに留意されたい。これらの衝突は、アクセス・ポイントAP1 102での、ステーションSTA1 104からのフレームの復号における誤りの原因となりうる。] [0019] ステーションSTA2 106がアクセス・ポイントAP1 102への送信を試みたのは、ステーションSTA2 106が、アクセス・ポイントAP1 102からのCTSメッセージ232を見落とし、またステーションSTA1 104の範囲外にあるからである、ということに留意されたい。その結果として、ステーションSTA2 106は自身宛てのものではないパケットを復号していた。RTSおよびCTSのような予約パケットは低SNRで復号されうるレートで送られ、ステーションSTA2 106がステーションSTA3 108からのデータ・パケット214を復号しようとすることによって、媒体内のその他のパケットに対して「ブラインド」されるため、この問題はブラインド・ノード問題と呼ばれている、ということにも留意されたい。] [0020] 上述された例における2つのアクセス・ポイントおよび3つのステーションの例示は任意のものである。同じ問題がその他多数のシナリオにおいて生じるだろう。例えば、ネットワークにおける5つ全てのノードは、インディペンデント・ベーシック・サービス・セット(IBSS)におけるSTAか、無線センサー・ネットワークにおける同等のセンサー・ノードか、拡張サービス・セット・メッシュ・ネットワーク(ESS Mesh)におけるメッシュ・ポイント(MP)、STA、およびメッシュ・アクセス・ポイント(MAP)でありうる。] [0021] ブラインド・ノード問題を解消するために、他のノード宛てのパケットによってブラインドされるノードは、そのようなパケットを復号することを停止することができるべきであり、媒体内にある予約パケットを受信し復号できるべきである。この問題の解消を試みるために、2つの態様が採用されうる。第1の態様は物理(PHY)レイヤにおける実現を伴い、第2の態様は媒体アクセス制御(MAC)レイヤを伴う。] [0022] 図3はブラインド・ノード問題に対処するために、ノードのPHYレイヤにおいて実現される第1の処理300を例示している。処理300は、ノードが初期化された後にアイドル状態に入るステップ302から始まる。アイドル状態の間、ノードは別のノードの送信を検知しようとする。更に、アイドル状態の間、ノードは先行して受信されたパケットに従いNAV期間を既に設定することができる。第1の処理300の動作は、図1において例示されているネットワーク構成および図5を参照して説明される。この説明において称されるように、「ノード」とはステーションSTA2 106であるが、ブラインド・ノード問題に対処するため第1の処理300に従って動作している場合のステーションSTA2 106を除く。] 図1 図3 図5 [0023] ステップ304において、ノードはパケットの送信に属する信号を検知し、ステップ306へと進む。ここでは、ノードがプリアンブルおよびPLCPヘッダを復号する。その後、ステップ308において、NAV期間内にパケットが検知されたかが判定される。図5における時間T0の前のように、ノードがNAV期間内ではない場合、動作はステップ314で継続する。ここでは、パケットが通常に処理され(例えば、パケットが送信者および受信者を判定するために復号され、例えば、そのパケットがそのノード宛てである場合には応答し)、ノードはステップ302のアイドル状態に戻る。図5における時間T1のNAV期間552のように、ノードが現在NAV期間内にある場合、動作はステップ310で継続する。] 図5 [0024] ノードが現在NAV期間内にあるステップ310では、ノードは一切要求を送信しない。既存のNAV期間552によるNAV期間内にノードが存在する時間を延長するようNAV期間554が設定されている場合、ノードは、図5における時間T2におけるように、NAV期間を延長するであろうRTS/CTSパケットのようなメッセージにのみに関心がある。このように、ステップ310において、例えば、データ・パケット514を送信するためのステーションSTA3 108とアクセス・ポイントAP2 110との間での交換に関連するRTSメッセージ512あるいはCTSメッセージ502、あるいは、データ・パケット524を送信するためのステーションSTA1 104とアクセス・ポイントAP1 102の間での交換に関連するRTSメッセージ522あるいはCTSメッセージ532のようなRTS/CTSパケットをパケットが含んでいるかを、ノードが判定する。態様において、RTS/CTSパケットは一定の持続時間を有しているので、ノードはPLCPヘッダに含まれているパケットの持続時間を調べることによって、パケットがRTS/CTSパケットを含んでいるかを判定する。RTS/CTSパケットによって費やされる時間は一定であるので、PHYレイヤ処理エンティティへと「ハード・コード化」されうるということに留意されたい。フレームがRTS/CTSパケットであると持続期間フィールドが示した場合、ノードはパケットを復号するために必要とされる全ての動作を実行する。別の態様において、ノードはタイプ情報を含むMACヘッダを調べることによって、パケットがRTS/CTSパケットを含んでいるかを判定する。メッセージがRTS/CTSパケットではない場合、動作はステップ316で継続する。そうではなくメッセージがRTS/CTSパケットである場合は、動作はステップ312で継続する。更に、ACKメッセージ516のようなACKメッセージは、ノードによって無視されるか、NAV期間516のような、以前に設定されたNAV期間が終了しているかを確認しうる。] 図5 [0025] メッセージがRTS/CTSパケットではないとノードによって判定されるステップ316において、ノードはパケットを無視する。具体的にいうと、ノードがプリアンブルおよびPLCPヘッダを復号し、図5における時間T1におけるように、パケットがRTSパケットでもCTSパケットでもなく、データ・パケット514のようなデータ・パケットだと持続期間フィールドが示した場合、ノードは、これが前のRTSあるいはCTS(例えば、RTSメッセージ512あるいはCTSメッセージ502)のためのデータ・パケットに対応しており、自分にアドレスされていないと判定する。ノードはその後、パケットを復号するための一切の更なるビットを蓄積するのを止め、その他任意の新しいパケットのプリアンブルを感知するためのモードへと戻る。その後、動作はステップ302に戻り、ノードは他のプリアンブルを傍受するために再びアイドル状態に入る。ノードは低SINRのためにRTSパケットあるいはCTSパケットのいずれをも受信しないかもしれないが、これがどちらかを受信する限り、それに応じて動作するということに留意されたい。] 図5 [0026] パケットが予めRTS/CTSパケットだと判定されているステップ312において、ノードはパケットの宛先を判定する。パケットがそのノード宛てである場合、動作はステップ314で継続し、パケットが通常のように処理される。しかし、パケットの宛先がそのノードでない場合、動作はステップ318で継続する。] [0027] ステップ318において、図5における時間T1あるいは時間T2でのように、ノードが、そのノード以外のノード宛てとされているデータのRTS/CTSパケット(例えば、RTSメッセージ512/522あるいはCTSメッセージ502/532)を復号したと判定した場合、ノードは期間を設定するか、あるいはNAV期間554に基づく追加の量まで、NAV期間552を延長するように、NAV期間を延長する。一般に、RTS/CTSパケットの受信時間に基づいて、ノードはデータ・フレームが到着する時間Tn、およびデータのためのパケット送信がどのくらい続くかを判定しうる。] 図5 [0028] 一般に、NAVによって示された持続期間の間、ノードは標準的なプロトコルに従う手法で進行する。すなわち、ノードはパケットがRTS/CTS持続期間のパケットかを判定するために、各プリアンブルおよびPLCPレイヤをチェックする。RTS/CTSパケットとは異なる持続期間を有するパケットはそれ以上処理されず、ノードは他のプリアンブルを検知することに移行する。RTS/CTSパケットであるパケットに対して、これらのパケットがノードによって正しく復号された場合、ノードのNAVが新しいRTS/CTSに従って延長されうる。] [0029] 図5において示されるように、ステーションSTA1 104からアクセス・ポイントAP1 102へ送信されるデータ・パケット524はステーションSTA2 106からの送信によって妨害されない。ステーションSTA2 106は、送信を試みる前に、アクセス・ポイントAP1 102から送られる(ステーションSTA1 104からのデータ・パケット514の受取を確認するためにステーションSTA3によって送られるACKメッセージ516のような)ACKメッセージを待つ。] 図5 [0030] 図4は、ブラインド・ノード問題に対処するための第2の処理400を例示している。第2の処理400は、ノードのMACレイヤにおいて実現され、ノードが初期化された後にアイドル状態に入るステップ402で始まるアイドル状態の間、ノードは別のノードの送信を検知しようとする。第2の処理400の動作は、図5を参照して説明される。] 図4 図5 [0031] ステップ404において、ノードはパケットの送信に属する信号を検知して、ステップ406へ進む。ここでは、ノードがプリアンブル、PLCPヘッダ、それからMACヘッダを復号する。] [0032] 具体的に言うと、ステップ406において、ノードが任意のパケットのプリアンブルおよびPLCPを受信した場合、ノードはMACヘッダに対応する十分なビットを蓄積し復号することに取り掛かる。MACヘッダのための処理を実行する一方で、ノードはパケットのその後のビット/シンボルを蓄積し続ける。しかし、ノードは、パケットが完全に蓄積されることを待つことなく、ヘッダ・ビットの復号を続行する。ステップ408において、示された宛先アドレスがそのノードと一致するか、あるいはパケットがRTS/CTSパケットのようなブロードキャスト・パケットもしくは制御パケットか、を判定するためにMACヘッダは使用される。] [0033] ステップ412では、そのノードが本当にフレームの宛先である場合、あるいはパケットがブロードキャスト、もしくはRTS/CTSかその他の制御パケットである場合、フレームが完全に蓄積され復号される。] [0034] そのノードが宛先でない場合、ノードでのパケットの復号機能および蓄積機能はステップ410において終了し、ノードはその他任意の新しいパケットのプリアンブルを感知するためのモードへと戻る。] [0035] 上記の手順のいずれか1つ、あるいは両方が、802.11デバイスにおいて実現されうる。パケットの復号機能がRTS/CTSパケットではないと判定されるパケットに対しては実施されないという利点を、図3におけるPHYレイヤのみの態様は有している。よって、ノードは電力リソースを節約しうる。しかし、このPHYレイヤのみの態様は、媒体予約のためのRTS/CTSによる方法がたまにしか使用されないネットワークにおいては役に立たない。加えて、PHYレイヤのみの態様では、判定が持続期間フィールドにのみに基づいてなされるので、そのノード宛てのパケットが見落とされる原因となりうる。図4のMACレイヤの態様は、あらゆるシナリオにおいて役に立ち、パケット・デコーダに対して、パケットの処理を実行することを要求する。] 図3 図4 [0036] 図6は、図3のPHYレイヤのみの態様、および図4のMACレイヤのみの態様を実行するために構成されたノードの受信機部600の構成を例示している。この図に示されるように、受信機部600は、ノードによって受信される様々なパケットを運ぶ無線信号を受信するために使用されるアンテナ・モジュール602を含む。アンテナ・モジュール602は、無線信号を送信されるためにも同様に使用されうる。アンテナ・モジュール602には、受信機モジュール604が結合されている。受信機モジュール604は、無線信号を介して送信され、アンテナ・モジュール602によって受信されたパケットを受信するように構成されている。復号器モジュール606は、受信機モジュール604に結合されている。復号器モジュール606は、受信機モジュール604によって受信されたパケットのヘッダおよびその他の部分を復号するように構成されている。] 図3 図4 図6 [0037] 図7は、図3のPHYレイヤのみの態様および図4のMACレイヤのみの態様を実現するように構成されたノードの受信機部700の第2の構成を例示している。受信機部700は、少なくとも1つのヘッダ、および非ヘッダ情報を含むパケットを受信するモジュール702、および非ヘッダ情報が処理されるべきかを判定するための少なくとも1つのヘッダを復号するモジュール704を含む。] 図3 図4 図7 [0038] 当業者は、情報および信号が多様な異なるテクノロジーとテクニックのいずれかを使用して表現されうるということを理解するだろう。例えば、上記の説明を通して参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場あるいは磁気粒子、光学場あるいは光学粒子、あるいはそれらのいずれかの組み合わせによって表現されうる。] [0039] 当業者はさらに本明細書で開示された態様に関連付けて説明された多様な実例的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップは、電子ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれら両方の組み合わせによって実現されうるということを正しく理解するだろう。このハードウェアおよびソフトウェアの互換性を明確に例示するために、多様な実例的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、一般にそれらの機能の観点から上記で説明されている。そのような機能がハードウェアとして、あるいはソフトウェアとして実現されるかどうかは、システム全体に課せられている特定のアプリケーションおよび設計の制約に依存する。当業者は、各特定のアプリケーションのために方式を変化させることによって、述べられた機能性を実施しうるがこういった実施判定は本発明の範囲からの逸脱をまねくものと解釈されるべきではない。] [0040] 本明細書において開示された態様に関連付けて説明されたアルゴリズムあるいは方法のステップは、直接的にハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールにおいて、あるいはこの2つの組み合わせにおいて実施されうる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野において周知のその他任意の形態の記憶媒体に存在しうる。典型的な記憶媒体は、記憶媒体からの情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるプロセッサのようなプロセッサと結合される。別の方法としては、記憶媒体はプロセッサに不可欠でありうる。プロセッサおよび記憶媒体はASIC内に存在しうる。ASICはユーザ端末内に存在しうる。別の選択肢として、プロセッサおよび記憶媒体は離散的な構成要素としてユーザ端末内に存在しうる。さらに、いくつかの態様において任意の適切なコンピュータ・プログラム製品は、本開示の態様の1つあるいは複数に関連する(例えば、少なくとも1つのコンピュータによって実行可能な)コードを備える機械読取可能媒体を備えうる。いくつかの態様において、コンピュータ・プログラム製品はパッケージ・マテリアルを備えうる。] [0041] 本明細書における教示は、様々な装置(例えば、デバイス)に組み込まれうる(例えば、それらにおいて実現される、あるいはそれらによって実行される)。例えば、各ノードはアクセス・ポイント(「AP」)、ノードB、ラジオ・ネットワーク・コントローラ(「RNC」)、eノードB、基地局コントローラ(「BSC」)、ベース・トランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、ラジオ・ルータ、ラジオ・トランシーバ、基本サービス・セット(「BSS」)、拡張サービス・セット(「ESS」)、ラジオ基地局(「RBS」)、あるいはその他のテクノロジーとして構成されるか、あるいは当該技術において称される。あるノードは、加入者局とも称されうる。加入者局は、加入者ユニット、モバイル局、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザ代行者、ユーザ・デバイス、あるいはユーザ機器としても知られる。いくつかの実施において、加入者局はセルラ電話、コードレス電話、セッション初期化プロトコル(「SIP」)電話、無線ローカル・ループ(「WLL」)局、情報携帯端末(「PDA」)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、あるいはその他いくつかの適切な無線モデムに接続された処理デバイスを備えうる。よって、本明細書で教示される1つあるいは複数の態様は、電話(例えば、セルラ電話あるいはスマートフォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブル・コンピューティング・デバイス(例えば、個人用データ・アシスタント)、エンタテイメント・デバイス(例えば、音楽デバイスかビデオ・デバイス、あるいは衛星ラジオ)、全地球位置測定システム・デバイス、あるいは無線媒体によって通信するように構成されたその他任意の適切なデバイスに組み込まれうる。] [0042] 無線デバイスは、任意の適切な無線通信テクノロジーに基づいて、1つあるいは複数の無線通信リンクによってよって通信しうるか、あるいはこれらをサポートすることができる。例えば、いくつかの態様において、無線デバイスはネットワークと関連付けられうる。いくつかの態様において、ネットワークはボディ・エリア・ネットワークあるいはパーソナル・エリア・ネットワーク(例えば、超広帯域ネットワーク)を備えうる。いくつかの態様において、ネットワークはローカル・エリア・ネットワークあるいはワイド・エリア・ネットワークを備えうる。無線デバイスは、様々な無線通信テクノロジー、プロトコル、あるいは、例えばCDMA、TDMA、OFDM、OFDMA、WiMAX、およびWiFiのような規格、のうちの1つあるいは複数をサポートしているか、あるいは使用することができる。同様に、無線デバイスは様々な対応する変調スキームあるいは多重化スキームのうち1つあるいは複数をサポートしているか、あるいは使用することができる。このように、無線デバイスは、上記のあるいはその他の無線通信テクノロジーを使用する1つあるいは複数の無線通信リンクによって確立あるいは通信するための適切な構成要素(例えば、エア・インタフェース)を含みうる。例えば、デバイスは無線媒体を介して通信を容易にする様々な構成要素(例えば、信号発生器および信号プロセッサ)を含みうる送信機構成要素および受信機構成要素に関連付けられた無線トランシーバを備えうる。] [0043] 本明細書において開示される態様に関連付けて説明される多様な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、集積回路(「IC」)、アクセス端末、あるいはアクセス・ポイントによって実行、あるいはそれらにおいて実現される。ICは汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、アプリケーション特定集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいは他のプログラマブル・ロジック・デバイス、離散ゲートもしくはトランジスタ・ロジック、離散ハードウェア構成要素、電子構成要素、光学構成要素、機械構成要素、あるいは本明細書で説明された機能を実行するために設計されたそれらの任意の組み合わせを備えうるし、IC内、IC外、あるいはその両方に存在するコードあるいは命令群を実行しうる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでありうるが、別の方法としては、プロセッサは従来型の任意のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいはステート・マシンでありうる。プロセッサは例えば、DSPおよびマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携した1つあるいは複数のマイクロプロセッサ、あるいはその他の任意の構成のようなコンピューティング・デバイスとしても実施されうる。] [0044] 開示された態様の上記記述は、当業者に対して本開示を製造あるいは使用することを可能にするために提供される。 これらの態様に対する多様な変形例は当業者にとって容易に明らかになるであろう。また本明細書で規定された一般的原理は、この開示の精神あるいは範囲から逸脱することなく他の態様に適用されうる。よって、本開示は本明細書で示される態様に限定されるよう意図されたものではなく、本明細書で開示された原理および新規の特徴と矛盾しない最大範囲であると認められるべきである。]
权利要求:
請求項1 無線通信方法であって、少なくとも1つのヘッダ、および非ヘッダ情報を備えるパケットを受信することと、前記非ヘッダ情報が処理されるべきかを判定するために前記少なくとも1つのヘッダを復号することとを備える方法。 請求項2 前記パケットを受信することが、受信ノードにおいてなされ、前記少なくとも1つのヘッダを復号することは、パケットの宛先を判定することと、前記宛先が前記受信ノードとは異なるノードであると判定されると、別のパケットの送信をモニタすることに戻ることとを備える請求項第1に記載の方法。 請求項3 前記宛先が前記受信ノードとは異なるノードであると判定されると、第1のタイミング・パラメータを設定することを更に備える請求項2に記載の方法。 請求項4 前記第1のタイミング・パラメータが、前記受信ノードが送信要求(RTS)の送信を回避するネットワーク割当ベクトル(NAV)である請求項3に記載の方法。 請求項5 前記宛先が前記受信ノードとは異なるノードであると判定されると、前記非ヘッダ情報の更なる処理を停止することを更に備える請求項2に記載の方法。 請求項6 前記少なくとも1つのヘッダを復号することが、前記パケットのタイプを判定することと、前記タイプが制御パケットだと判定されると、前記非ヘッダ情報を処理することとを備える請求項1に記載の方法。 請求項7 前記制御パケットが、送信要求(RTS)パケットおよび送信準備完了(CTS)パケットのうちの1つである請求項6に記載の方法。 請求項8 無線通信のコンピュータ・プログラム製品であって、少なくとも1つのヘッダ、および非ヘッダ情報を備えるパケットを受信し、前記非ヘッダ情報が処理されるべきかを判定するために前記少なくとも1つのヘッダを復号するように、少なくとも1つのコンピュータによって実行可能なコードを備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。 請求項9 無線通信装置であって、少なくとも1つのヘッダ、および非ヘッダ情報を備えるパケットを受信する手段と、前記非ヘッダ情報が処理されるべきかを判定するために前記少なくとも1つのヘッダを復号する手段とを備える装置。 請求項10 前記パケットを受信することが、受信ノードにおいてなされ、前記少なくとも1つのヘッダを復号する手段は、前記パケットの宛先を判定する手段と、前記宛先が前記受信ノードとは異なるノードであると判定されると、別のパケットの送信をモニタすることに戻る手段とを備える無線通信装置。 請求項11 前記宛先が前記受信ノードとは異なるノードであると判定されると、第1のタイミング・パラメータを設定する手段を更に備える請求項10に記載の無線通信装置。 請求項12 前記第1のタイミング・パラメータが、前記受信ノードが送信要求(RTS)の送信を回避するネットワーク割当ベクトル(NAV)である請求項11に記載の無線通信装置。 請求項13 前記宛先が前記受信ノードとは異なるノードであると判定されると、前記非ヘッダ情報の更なる処理を停止する手段を更に備える請求項10に記載の無線通信装置。 請求項14 前記少なくとも1つのヘッダを復号する手段が、前記パケットのタイプを判定する手段と、前記タイプが制御パケットだと判定されると、前記非ヘッダ情報を処理する手段とを備える請求項9に記載の無線通信装置。 請求項15 前記制御パケットが、送信要求(RTS)パケットおよび送信準備完了(CTS)パケットのうちの1つである請求項14に記載の無線通信装置。 請求項16 無線通信装置であって、少なくとも1つのヘッダ、および非ヘッダ情報を備えるパケットを受信するように構成された受信機と、前記非ヘッダ情報が処理されるべきかを判定するために前記少なくとも1つのヘッダを復号するように構成された復号器とを備える装置。 請求項17 前記受信機は受信ノードであり、前記復号器が、パケットの宛先を判定し、前記宛先が前記受信ノードの宛先とは異なるノードであると判定されると、別のパケットの送信をモニタすることに戻るよう更に構成された請求項16に記載の装置。 請求項18 前記宛先が前記受信ノードとは異なるノードであると判定されると、復号器が第1のタイミング・パラメータを設定するよう更に構成された請求項17に記載の装置。 請求項19 前記第1のタイミング・パラメータが、前記受信ノードが送信要求(RTS)の送信を回避するネットワーク割当ベクトル(NAV)である請求項18に記載の装置。 請求項20 前記宛先が前記受信ノードとは異なるノードであると判定されると、前記復号器が前記非ヘッダ情報の更なる処理を停止するよう更に構成された請求項17に記載の装置。 請求項21 前記復号器が、前記パケットのタイプを判定し、前記タイプが制御パケットだと判定されると、前記非ヘッダ情報を処理するよう更に構成された請求項16に記載の装置。 請求項22 前記制御パケットが、送信要求(RTS)パケットおよび送信準備完了(CTS)パケットのうちの1つである請求項21に記載の装置。 請求項23 アクセス・ポイントであって、アンテナと、少なくとも1つのヘッダ、および非ヘッダ情報を備えるパケットを、前記アンテナによって、受信するように適合された受信機と、前記受信機に結合され、前記非ヘッダ情報が処理されるべきかを判定するために、前記少なくとも1つのヘッダを復号するように構成された復号器とを備えるアクセス・ポイント。 請求項24 アクセス端末であって、少なくとも1つのヘッダ、および非ヘッダ情報を備えるパケットを受信するように適合された受信機と、前記受信機に結合され、前記非ヘッダ情報が処理されるべきかを判定するために前記少なくとも1つのヘッダを復号するように構成された復号器と、前記非ヘッダ情報に基づいて、表示を提供するように適合されたユーザ・インタフェースとを備えるアクセス端末。
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同族专利:
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